朝活タイムトラッキング――最初に削るべきは「準備時間」だった

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朝活を始めて半年、効率的な時間の使い方がようやく見えてきました。タイムトラッキングで判明した「最初に削るべき時間」とは?前日準備システムによる劇的な改善体験をお話しします。

朝活タイムトラッキング - 整理された朝の作業環境と温かい自然光

はじめに

朝活を始めてから半年ほど経ちますが、最近ようやく効率的な時間の使い方が見えてきました。

実はですね、朝活を始めた当初は「時間が足りない」という悩みがずっとありました。早起きはできるようになったものの、やりたいことがなかなか進まない日々が続いていたんです。そんな中で気づいたのが、朝活で最初に削るべきは「準備時間」だったということです。

皆さんも朝活をされている方は、同じような経験はありませんか?今回は、私の朝活タイムトラッキングの体験談と、無駄な時間を削る工夫について書いていきます。

朝活での時間の使い方を見える化してみた

タイムトラッキング体験 - 時間測定道具と記録のイメージ

朝活を効率化するために、まず自分の時間の使い方を客観的に把握してみることにしました。

スマートフォンのタイマー機能を使って、朝の各行動にかかる時間を1週間計測してみたんです。その結果、驚くべき事実が判明しました。実際の作業時間よりも、準備や移動にかかる時間の方が長かったんですね。

例えばですね、読書をしようと思って本を探すのに5分、コーヒーを淹れるのに10分、作業環境を整えるのに8分。気がつくと23分も経っていて、肝心の読書時間は15分しか確保できていませんでした。これはさすがにまずいなと思いまして。

妻に相談したところ、「それって夜のうちに準備できることばかりじゃない?」と言われて、はっとしました。確かにその通りで、前日の準備次第で朝の時間を大幅に短縮できそうでした。

前日準備システムで朝の効率が劇的に改善

前日準備システム - 俯瞰視点での準備の様子

それからは、前日の夜に翌朝の準備をする「前日準備システム」を導入してみました。

具体的には、読みたい本を机の上に開いた状態で置いておく、コーヒーはタイマー付きのコーヒーメーカーで自動抽出するよう設定、作業で使うノートパソコンは電源を入れて必要なアプリケーションを立ち上げた状態にしておく、といった感じです。

最初は「そこまでやる必要があるのかな」と思ったのですが、実際にやってみるとその効果にびっくりしました。朝起きてからすぐに本格的な作業に取りかかれるようになって、集中度も格段に上がったんです。

中学生の子どもに「お父さん、なんか朝からテキパキしてるね」と言われて、改めて効果を実感しました。以前は朝からバタバタしていることが多かったので、家族にとっても良い変化だったのかもしれません。

時間を計測してみると、以前は準備に20分以上かかっていたのが、5分程度に短縮できました。その結果、実際の作業時間を15分から30分に倍増させることができたんです。

習慣化のコツと継続するための工夫

習慣化の概念 - 抽象的表現での継続性の視覚化

前日準備システムを続けるコツについても、少しずつ分かってきました。

一番大切なのは、完璧を目指しすぎないことだと思います。最初は「明日の朝活の準備を完璧にしなければ」と思って、かえってストレスになっていました。でも、なんというか、7割程度の準備ができていれば十分効果があることに気づいたんです。

例えば、読書なら「本を開いて栞を挟んでおく」だけでも、翌朝の取りかかりが全然違います。プログラミングの勉強なら「エディタを開いて前回の続きを表示しておく」だけでも、頭の切り替えが早くなるんですね。

また、準備にかける時間も5分以内と決めています。あまり長時間かけてしまうと、準備のための準備が必要になってしまって本末転倒ですから。

保護猫ちゃんが夜中に机の上を歩き回って、せっかく準備した本がずれていることもありますが、それはそれで微笑ましい出来事として受け入れています。完璧を求めすぎると続かないので、ゆるく続けることを心がけているつもりです。

おわりに

今回は朝活でのタイムトラッキングと、準備時間を削る工夫について書きました。

朝活を始めたばかりの頃は、早起きすること自体に満足していましたが、時間の使い方を客観視することで、もっと充実した朝時間を過ごせるようになったと感じています。特に前日準備システムは、思っていた以上に効果的でした。

皆さんの朝活では、どんな時間の使い方をされていますか?もし準備時間に多くの時間を取られているなと感じる方がいらっしゃいましたら、前日準備を試してみていただけると嬉しいです。

朝活は人それぞれのスタイルがあると思いますので、もしよろしければコメントで皆さんの工夫やコツを教えていただけませんか?お互いに学び合えるような場になればいいなと思います。

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