バンド時代の僕がAI音楽生成に魅了される理由――技術と創造性の新しい調和
学生時代にバンド活動をしていた筆者が、AI音楽生成ツールに魅了される理由を体験談とともに綴ります。技術と創造性の新しい調和について考えます。

はじめに
今回は「学生時代にバンドを組んでいた僕がAI音楽生成に夢中になっている」ことについて書いていきます。
学生時代、友人たちとバンドを組んで音楽活動をしていた頃のことを最近よく思い出すんですね。当時はギターを担当していて、深夜まで練習に明け暮れていました。あの頃の情熱や音楽への憧れは今でも心の奥に残っているんですが、最近はAI音楽生成ツールを触っていて、なんだか当時の気持ちが蘇ってきているような気がします。
皆さんの中にも、学生時代に音楽をやっていた方がいらっしゃるかもしれませんね。もしそうでしたら、AI音楽生成についてどのように感じていらっしゃいますか?
初めてAI音楽生成ツールに触れた瞬間

つい先日、話題になっているAI音楽生成サービス「Suno」を試してみたんですね。最初は正直、半信半疑でした。AIが音楽を作るなんて、本当にちゃんとした曲になるのかなと思っていたんです。
でも、実際にプロンプトを入力して生成された楽曲を聞いた瞬間、びっくりしました。「ロックバラード、感傷的な歌詞、ギターソロあり」という簡単な指示を入れただけなのに、まるで人間が作ったような楽曲が出来上がったんです。
特に驚いたのは、ギターソロの部分でした。学生時代に必死に練習していた私には、そのフレーズの自然さが信じられませんでした。機械的ではなく、感情が込もっているような演奏だったんですね。妻に聞かせてみると「これ、本当にAIが作ったの?」と同じように驚いていました。
中学生の息子も興味深そうに聞いていて、「お父さんの時代とは全然違うね」なんて言われてしまいました。確かに、私たちの頃は楽器を覚えて、コードを覚えて、何年もかけて1曲作るのがやっとでしたからね。
バンド時代との比較で見えてきたもの

学生時代のバンド活動を振り返ると、作曲はとても大変な作業でした。メンバー全員でスタジオに集まって、何時間もかけてフレーズを考えて、それでもなかなか納得のいく楽曲にならないことが多かったんです。
でも、AI音楽生成を使ってみると、その創作プロセスが根本的に変わることを実感しました。時間的な制約がほとんどなくて、アイデアを瞬時に形にできるんですね。「こんな雰囲気の曲が作りたい」と思った瞬間に、それが実現できてしまう。
一方で、バンド時代に感じていた「みんなで一緒に作り上げる喜び」や「試行錯誤の過程での発見」のようなものは、AI音楽生成では体験できないなと思います。効率的ではあるけれど、あの頃のワクワクする時間や、メンバーとのやりとりの中で生まれるケミストリーは、また別の価値があったのかなと感じています。
実際に、保護犬ちゃんが隣で寝ている夜中に、一人でAI音楽生成を触っていると、学生時代の深夜練習の記憶がよみがえってきます。音楽への情熱は同じなのに、アプローチが全く違う。この対比がとても面白いなと思うんです。
皆さんも、昔やっていた趣味を現代の技術で再体験したことはありませんか?
家族の反応と技術の可能性

家族にAI音楽生成で作った楽曲を聞かせた時の反応が印象的でした。妻は「昔あなたが作っていた曲より上手じゃない?」なんて言って笑っていましたが、確かにクオリティの高さには驚かされました。
中学生の息子は、むしろAI音楽生成の方を自然に受け入れているようで「これで作曲の宿題できそう」なんて実用的なことを考えていました。彼らの世代にとって、AIは特別な技術ではなく、ごく普通のツールの一つなんですね。
でも、私自身は少し複雑な気持ちもあります。技術の進歩は素晴らしいし、創造性を広げてくれる可能性も感じています。同時に、人間が時間をかけて培ってきた技術や経験の価値についても考えさせられるんです。
AI音楽生成は、音楽を作る敷居を大きく下げてくれました。楽器が弾けなくても、音楽理論を知らなくても、自分の想いを音楽にできる。これは本当に素晴らしいことだと思います。
一方で、バンド時代に仲間と一緒に過ごした時間、失敗を重ねながら上達していく過程、そういう経験から得られるものも大切だなと改めて感じています。おそらく、AIツールを使いこなすためにも、そうした基本的な音楽体験が活かされているのかもしれません。
保護猫ちゃんも、私がAI音楽生成をしている時はよく膝の上に乗ってきます。音楽は、人間だけでなく、動物にも何かしら伝わるものがあるのかもしれませんね。
おわりに
今回は「学生時代のバンド体験とAI音楽生成」について書きました。
技術の進歩によって、音楽を作ることがこんなにも身近になるなんて、学生時代には想像もできませんでした。でも、だからといって過去の体験が無駄だったわけではなく、むしろその経験があるからこそ、AI音楽生成の可能性や限界も理解できるのかなと思います。
皆さんは、AIが創作分野に進出してくることについてどのように感じていらっしゃいますか?もし音楽経験がおありでしたら、AI音楽生成ツールを試してみた感想など、ぜひコメントで教えていただければと思います。
技術と人間の創造性がうまく調和していく未来が楽しみですね。それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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